再生医療

対応施設:
神田医新クリニック

再生医療のご案内

再生医療について

いつまでも若々しく、健康で元気に過ごしたい方々のための究極の治療法が、再生医療(脂肪由来間葉系幹細胞治療)です。医新会では、患者さんの年齢や投与目的、お体の状態に合わせて、最適な治療プランを医師が判断し、ご提案します。

神田医新クリニックは、関東信越厚生局に正式に再生医療等提供計画の受理された医療機関(計画受理番号:PB3160007)です。日本では、厚生労働省に認められた、再生医療等提供計画の受理された医療機関でのみ、脂肪由来間葉系幹細胞治療をお受けになることができます。

治療法

幹細胞は、体の中で損傷、老化した部分を補修し、新しい細胞を増やす「種」になることのできる細胞です。この細胞は、おへそ周りの脂肪にたくさん隠れています。医新会の再生医療では、患者さんのおなかの脂肪を少量分けていただき、取り出した幹細胞を数千万個以上に増やして再び体に戻します。

費用

価格に関しては、カウンセラーにお問い合わせください。
治療のコースによって、200万円~400万円程度かかります。

診療日・診療時間

神田医新クリニック

毎週火曜日 13:00~17:00 / 金曜日 13:00~17:00
カウンセラーによる相談:月~金曜日 9:00~17:00
完全予約制となっております。再生医療外来専用電話(03-5833-5377)にてご予約をお取り下さい。

当院の再生医療受診の流れ

再生医療Q&A

再生医療とは何ですか?
狭義においては、ヒト由来の細胞を用いて治療することを再生医療と言います。当クリニックでは、患者様ご自身の脂肪の中から間葉系幹細胞(MSC)を取り出し、それを体外で培養し、ご投与させていただきます。これにより、損傷を受けた組織の“再生”を行います。
間葉系幹細胞(MSC)とは何ですか?
私たちの体を形作る細胞の中でも、若く元気な未分化な細胞になります。体内では、組織を修復し、健康に維持するために機能しています。MSCは年齢とともにその数が減少することが知られています。
培養はどのような環境で行われますか?
神田医新クリニックでは、院内にCPC(Cell Processing Center: 細胞調整室)を完備し、幹細胞の培養を行なっております。また、BSEの感染の恐れがあるウシ胎児血清など、動物由来成分を含む培養液は使用しておりません。患者様の大事な細胞をお預かりする以上、安全性には最大限の配慮をもって培養に取り組んでおります。
実施例はどのくらいありますか?
これまで、500例以上の治療実績があります(2016年8月現在)。
MSCはどこに効いているのですか?
MSCの作用機序には国内外で数多くの報告がございますが、まだその全容は解明されておりません。老化などによって傷付いた組織を修復したり、減少した細胞を補ったりする若返り効果が期待できます。
健康保険は適応されますか?
幹細胞治療は健康保険適用外となります。
脂肪はどのくらい必要ですか?
脂肪は3~20ml必要です。採取量はこのように少量ですので、採取後の患部の“へこみ”といったことは生じません。
採取はどうするのですか?
局所麻酔下で、数mm程度おなかを切開し、細いカニューラ(先の丸い採取用針)を挿入して採取します。その後、1、2針縫い、1週間後に抜糸を行います。数週間で傷はほとんど目立たなくなります。
採取に痛みは伴いますか?
熟練した医師が担当いたしますので、採取に伴う痛みはほとんどございません。
採取後にお風呂に入れますか?
採取後数日間は患部を濡らさないようにシャワーを浴びて頂き、1週間後からご入浴頂けます。
どのように投与するのですか?
治療に用いる細胞は点滴用の輸液に懸濁したのち、静脈注射で点滴投与されます。
細胞を静脈注射しても大丈夫なのですか?
投与の際には安全管理を行なっていますので、問題ございません。静脈に入ったMSCは、極めて短時間のうちに体内をめぐり、修復の必要な部位へと集まり、そこで働きます。
幹細胞はがんになる危険があると聞きますが、MSCは安全ですか?
iPS細胞やES細胞の臨床的応用にはがん化の壁をクリアすることが大前提ですが、MSCはがん化のリスクが極めて低い細胞です。これがMSCの大きな特長です。安全で利用しやすい細胞ソースとして、脂肪由来のMSCは現時点でベストチョイスと考えます。
副作用はありますか?
MSCは患者様ご自身の体の一部です。その細胞をご投与するので、基本的に副作用は現れません。ただし、短期的に体が温かく感じるなどの変化がある場合がございます。
痛みはありますか?
静脈注射での投与中に痛みは全くございません。
MSCの投与数はどのくらいですか?
数千万個から1億個のオーダーでご投与します。体積にして、小豆粒大から大豆粒大程度の細胞量になります。
治療に年齢制限はございますか?
当院では、30歳以上の方を対象とさせて頂いております。また、MSCは高齢になるにつれ、体に存在する数、質ともに減少し、培養に時間を要する傾向がございます。
脂肪採取からMSC投与までにどのくらいの時間を要しますか?
MSCの増殖には個人差がございますが、通常、2~4週間となります。現在は採取から投与まで、4~6週間ほどお待ちいただいております。
もし肝炎やHIVなどの感染症を持っていても、治療を受けられますか?
可能です。当院の培養施設では、感染症をお持ちの方のMSCの培養は行うことができませんが、院外の厚生労働省の認可を受けた感染症対応型の提携培養施設を利用して、培養を行うことができます。
治療の持続期間はどのくらいですか?
1回のMSC投与で半年以上効果が持続する例が多いです。5年以上効果が継続した例もございます。
MSCのドナーは本人だけですか?
当院では、厚生労働省に受理された再生医療等提供計画に従い、本人のMSCのみを治療に使用します。他者のMSCを利用することはできません。
1回の治療でいいのですか?
複数回投与が効果を上げるためには良いですが、1回ご投与した後に経過観察を行い、次回投与の予定をご相談いただいております。将来的に再投与をお考えの患者様のために、培養した幹細胞の一部を取り分けて、冷凍保存しお預かりする「幹細胞バンキング」をご用意しております。
どのくらいで効果が現れますか?
血流の改善など、注射当日から効果が現れる場合もございますが、おおむね3ヵ月以上かけてゆっくり良くなることが多いです。
お薬を飲んでいるのですが、幹細胞治療との併用はできますか?
現在お持ちの疾患によりお薬が異なりますので、都度お気軽にご相談ください。多くの場合、併用は可能です。
MSCは、お薬としての認可を目指し、海外では多数の臨床治験が進行中(一部は認可済み)の治療法です。新しい分野ですので、十分ご納得の上ご検討ください。
その他にもご質問、ご不明な点等ございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。
バンキングのメリットについて、教えてください。
二度目以降のご投与を希望された際に、改めて脂肪を採取し直す必要がございません。また、解凍培養による再投与の場合、脂肪採取手術や脂肪から幹細胞の分離をする必要がございませんので、初代培養よりも低価格で治療をお受けになることができます。解凍培養には2~4週間ほどお時間をいただきますので、再投与をご希望の際にはお早めにご連絡ください。

※未承認医薬品であることの明示、入手経路などの明示
本治療に用いる幹細胞製剤は医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「再生医療等安全性確保法」を遵守し、再生医療等提供計画に従い、国内細胞加工施設で適法に製剤されたものを利用しています。

再生医療外来(再生医療)についてのお問い合わせ

対応施設:神田医新クリニック

神田医新クリニック

このページを見ている方はこんなページも見ています

このページを見ている方はこんなページも見ています

診療科目
休診日カレンダー

医新クリニック(大山)

神田医新クリニック

長瀞医新クリニック