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埼玉アクセス研究会

先月、大宮ソニックシティで行われた埼玉アクセス研究会に参加して講演や研究発表などを聞いてきました。私は臨床工学技士として経験がまだ浅い為、さまざまな施設の取り組みなどを聞きとてもためになるものでした。

そこで出た発表の中にエコーを用いての穿刺がありました。穿刺とは患者さんの血管に針を刺すことですが、患者さんによっては血管が細かったりするなど穿刺がうまくいかないこともあります。そんなときにエコーを用いて血管を写しながら穿刺をすることで穿刺トラブルが減り患者さんの苦痛も軽減することができます。

当院でもエコーを用いての穿刺を行っていますが、最初からエコーを用いて穿刺を行うのでは穿刺の上達はあまり見込めないと思うのでまずはエコーなしで穿刺を行い、うまく血管に入らなかった場合にエコーでの穿刺を行っています。そのため穿刺が困難な患者さんの穿刺もエコーを用いて行うため問題ありません。

写真①(1)

これは当院で使用しているエコーの機械です。

写真②(1)

これはエコーを使用して患者さんの血管の状態を調べた時の写真です。

今回は埼玉アクセス研究会に参加しましたが日頃から開催されている勉強会や研究会などには積極的に参加し、自分の臨床工学技士としてのスキルをもっとレベルアップしていきたいと思います。

臨床工学技士 髙田

投稿日:
2016/08/17
カテゴリー:
クリニック

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