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抗P53抗体のお話

投稿日:
2015/10/28
カテゴリー:
Drワンポイント

がんマーカーの血液検査には様々な検査があります。

泌尿器科の代表的な血液検査が、前立腺がんマーカーのPSA(前立腺特異抗原)です。
前立腺がんを効率よくスクリーニングできますが、大きな前立腺肥大症や前立腺炎でも陽性に出ることがあります。

最近、「抗P53抗体」を、人間ドックのがんマーカーの検診項目に加える医療機関が増えてきました。

食道がんや乳がんなど、一部のがんでは健康保険適用にもなりました。

抗P53抗体が陰性だからといって、がんがないとは言い切れませんが、抗P53抗体は今までのがんマーカーとは異なる「がん遺伝子」に関わる検査で、第4世代のがんマーカー検査とも言われています。
今までの第3世代のがんマーカーは、初期のがんでは余り陽性となりませんでしたが、抗P53抗体では陽性となる割合が高く、早期発見に役立つのではないかと言われています。

しかし、検査が陽性でもがんが見つからないこともありますので、他のがんマーカーや画像診断、内視鏡検査など、総合的に診断するのが必要です。

次回のブログでは、抗P53抗体とがん遺伝子治療のお話をしましょう。

医療法人医新会では、抗P53抗体の血液検査を、がんマーカー検査に追加項目として申し込めますので、ご検討下さい。
検査料金は、各クリニックにお問い合わせ下さい。

抗P53抗体単独での検査も可能なので、ほかの医療施設でがんマーカー検査された方にも、おすすめいたします。

横山博美

理事長 横山 博美

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