前立腺炎のご案内

※医新クリニック(大山)では、金曜日は泌尿器科の診療はありません。
<お願い>金曜日は、内科のみの診療になり、他の診療科目は診療できません。

前立腺とは

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前立腺は膀胱(ぼうこう)のすぐ下にあり、尿道を取り囲んでいます。
前立腺は、精液に含まれ精子の栄養となる分泌液を作っています。
前立腺は若いうちはクルミほどの大きさですが、年齢とともに大きくなります。前立腺によくみられる病気には、前立腺炎、前立腺肥大症、前立腺癌の3つがあります。
ここでは前立腺炎について説明します。

前立腺炎について

前立腺炎とは、前立腺が、クラミジア、弱毒性細菌などが原因で炎症を起こした状態であり、ストレスやアレルギー、冷え性などによっても前立腺に炎症が起こります。
前立腺炎でも、残尿感や頻尿などの症状がでますので、この炎症を抑えることが大事です。
10代後半から、あらゆる年代に起こります。

前立腺炎には大きく分けて、急激に起こる急性前立腺炎(細菌感染が原因)急性細菌性前立腺炎と炎症が繰り返す慢性前立腺炎の慢性細菌性前立腺炎とに分かれます。

急性細菌性前立炎

急性前立腺炎の症状としては高熱が出たり、おしっこをする時に痛みを生じたり、頻尿、排尿困難が主訴となります。また、まれに、敗血症にまでいたることがあります。

慢性細菌性前立炎

前立腺の炎症が慢性に続いている状態で長時間坐位を要す人(運転手さん、デスクワークの方など)に多く認めます。
クラミジアや弱毒細菌による細菌性慢性前立腺炎と細菌には関係しない非細菌性慢性前立腺炎があり、症状は残尿感、頻尿、排尿時痛、射精前後の痛み、会陰部不快感、鼠径部痛、下腹部不快感などで発熱は伴いません治療は1週間程度の抗生剤、消炎剤の投与、および前立腺マッサージが主となりますが、症例によっては抗うつ剤による治療が有効な場合もあります。
生活上の注意点としては規則正しい生活を行うこと、アルコールの摂取を控える事、また長時間の坐位や自転車に乗ったりすることを避けることにより、前立腺の圧迫を避けることなどがあります。

前立腺炎の症状として

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  • 尿をしてもまだ残っている感じがする(残尿感)
  • 尿が近い(頻尿)。尿が出にくい
  • 尿をした後尿道をツーンとした感じが残る
  • 陰のうと肛門の間あたりになんとなく不快な感じがある
  • 尿がもれるような感じがする(尿もれ感)
  • 性欲の減退がある(ED)
  • 精液に血が混じる

検査方法

尿検査により白血球の増加が見られるほか、直腸診(肛門に指を入れて前立腺を触る)、エコー検査や血液検査など。

治療方法

薬物治療が中心で抗菌剤がメインになります。

怪しいと思ったら早めに泌尿器科で診察してもらいましょう。

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